福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

1週間。楽しかったこといろいろ…

こんにちは、わおん書房です。

 

梅雨があけて一気に暑さが増しましたね!

暑さに弱い身にはつらい季節ですが、この日射しを待っていたものたちもいるんですよね。

 

自宅縁側のグリーンカーテン

なにやらぶら下がっている物体は、、、ゴーヤです。

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今年は当たり年?なのか順調に実をつけています。強い日射しを受けてますます絶好調!

ゴーヤの苗2本で200本以上の実がなった年も。

めざせ新記録!

 

そして、こちらは梅干し。

ようやく晴天の日が続くようになったので土用干し中。

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3日間天日干しすることで梅の殺菌効果が増すそうです。

ぷくぷくの赤い実が可愛い♪

每日のお弁当に欠かせません。

 

さて、この1周間は、楽しい出来事がいろいろありました。

 

益田ミリさんの『しあわせしりとり』(ミシマ社)。

当店でも大人気の新刊ですが、この本にちなんでピンクのしあわせしりとりコーナーを店内に設置しました。

 

「しりとりをつないでくださる方、いらっしゃるかしら…?」

店主の心配をよそに、たくさんの方々がしりとりに挑戦してくださっています(しりとりって、年代を問わず楽しめていいですね(^^)。)

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「えーーーなんて描こう?」

悩みながら、16枚ものしりとりをつなげてくれた小学生姉妹。 

 

京都からお父さんと来てくれたJ君(6歳)は、サンダーバードに乗ったことより、えち鉄(福井のローカル線えちぜん鉄道)でアテンダントのお姉さんとお話ししたことより、海に行ったことより、「本屋さんでお絵描きしたこと」がよかったとか。(店主、感激(T_T))

 

こちらのしりとりは、まだまだ継続中。

是非、皆さんの幸せをつなげてくださると嬉しいです。

 

そして、今週は新たな試みにも挑戦。

「日曜の朝は本で語ろう!」

と題して、毎週日曜日に本のおしゃべり会を開催することにしました。

 

「どんな時間帯だと参加しやすいかしら?」

「告知はどうやってしよう?」

「みなさん、来てくださるかしら?」

いろいろ悩んでしまって一歩を踏み出せずにいたのですが、

「ええい!とにかくやってみよう!!」

と腹をくくりました。

 

思い立ったが吉日で、

「日曜日の朝に本のおしゃべり会を始めます。」

と告知したのが金曜日。

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そして2日後の日曜朝10時。

「誰も来なかったら、1時間ゆっくり読書しよう。」

と決めていたのですが、2名の方がご参加くださいました。

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テーマは「私の大好きな1冊」。

初回なので誰でも参加しやすいようにテーマを選んだつもりだったのですが、ご参加のお二人によれば、ものすごく本を選ぶのに手間どったとのこと。

 

なんでも、普段の読書は、何かを学ぶために、問題解決の糸口を見つけるために、と目的を持って本を選ぶ場合が多く、「大好きな本」と言われても自分の本棚から選び出すのに苦労されたとか。

それでも、他の人がどんな本を読んでいるのか興味があってお二人とも参加してくださったとのことでした。

 

各自の大好きな1冊から話は始まり、そのあとは自由に大胆に、時に迷走しながら話が広がっていきました。いや~楽しかった!

 

あまりにも楽しかったので、8月中は毎週日曜朝に本のおしゃべり会をすることを決定しました。第2回のテーマは「子どものときに好きだった本」。

どんなおしゃべりが広がっていくのか…今から日曜日が楽しみです。

 

 

定休日の昨日も楽しみな出来事が。

わおん書房のホームページ用の写真撮影をしていただきました。

ずっと作成準備中だったのですが、もうすぐホームページが完成します。

どうぞお楽しみに!

 

いよいよ明日から8月ですね。

暑さに負けないように、ゴーヤをいっぱい食べて夏を乗り切らなくては…。

皆さんもご自愛下さいね。

心にしみる言葉たち

こんにちは、わおん書房です。

 

本を読んでいたり、テレビを見ていたりすると

「あ、いいなぁ…」

そんな言葉に出会うことはありませんか?

 

何を隠そう私はメモ魔なので、そんな言葉をすぐ手帖に書きとめることにしています。

(メモしとかないと、すぐ忘れてしまうので…。)

1年たつと手帖は宝物のような言葉でいっぱいに。

その中でも特に大切な言葉については、座右の銘としていつでも読み返せるように1冊のノートに書き写しています。

名付けて「名言ノート」(←ネーミングに難あり(-.-))。

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たまに開いて読んでみると、

「なるほど、そうだよな~。」

「そうそう、そうだった!」

改めて気付きを与えてくれます。

 

今日は集めた名言集から一部をご紹介させていただきます。

 

「本当の失敗とは”やらないでおくこと”。喜びは失敗を振り払って手に入れる。それが世の常。」

「Go where nobody has gone,   Do what nobody has done.」

「体をいつもと同じように動かせば、そのうちに心がついてくる。心が積極的になれないときのテクニック。」

「努力するのではなくハマれ!(何もかも忘れるくらい没頭する)」

 

そして最近新たに仲間入りした言葉はこちら。

「楽しもう。もがきながらも」

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「へろへろ ~雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々~」の中の一文。

この本、いまだかつてない新しい老人介護施設を作るべく悪戦苦闘する人たちの奮闘記なのですが、とにかく登場人物が魅力的というか規格外!

ものすごく悲惨な状況に直面したりするのに、なぜか笑いが止まらない!!

そして、ヨレヨレになりながらも、皆なんだか楽しそうなのです。

 

お腹がよじれるほど笑ってスッキリすると、なんだか力が湧いてきます。

(あ、いけない。思い出すとお腹がまたヒクヒクしてくる…!)

 

名言ノート、よく効きます。

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです!元気でやってます^^;。

こんにちは、わおん書房です。

 

ブログの更新をサボってました。

ご覧になってくださっている皆さん、申し訳ありません!

 

それから、前回、マイナスオーラ漂うブログをアップしたところ、複数の方から心配のお声をいただきました。

waonbooks.hatenablog.com

Nさん、Mさん、心配して店まで来ていただいてすいませんでした!

たまに凹むこともありますが、元気でやっています。

 

こちらは最近の店内の様子。

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自宅の庭のアガパンサスがたくさん蕾をつけたので、店内にも飾ってみました。

梅雨の時期に咲く涼し気な花。毎年楽しみにしています。

右は従姉妹が贈ってくれたプリザーブドフラワー。本物かと見紛うばかりの美しいバラ。

 

さて、ブログの更新は滞っていましたが、わおん書房の店内は少しずつ進化しています。

 

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そうなんです!とうとう残りの椅子4脚が届きました~!!

ようやく8脚そろいました(T_T)…。 

 

こちらは、ちょっとわかりづらいかもしれませんね。かなりのマイナーチェンジ。

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実は、レジカウンターの位置(向き)が変わりました。右が移動前。左が移動後。

レジの前にあった冷蔵庫はレジカウンターの中へ。

おかげでレジカウンター周りがすっきりして、動線がスムーズになりました。

 

他にも、オープン時は700点ほどだった在庫点数が1100点を超えました。

棚が少しずつにぎやかになっています(*^-^*)。

 

そんなこんなで、実は、わおん書房は本日オープン3ヶ月を迎えました。

ご来店の皆様の笑顔に支えられての3ヶ月。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

まだまだ目指す本屋には程遠い…といった現状ですが、これからも少しずつ進化を続けていきますので、温かく見守っていただけるとうれしいです。

 

では、次回の更新はなるべく早くアップしますね!

 

 

 

 

 

 

 

心折れそうなとき(/_;)

こんにちは、わおん書房です。

 

なんだか、なにもかもうまくいかない時ってありますよね。

泣きっ面に蜂、踏んだり蹴ったり、弱り目にたたり目、一難去ってまた一難。

心折れそうになって空を見上げても雨雲が見えるばかり…。

 

申し訳ありません。

めっちゃくちゃマイナスオーラが出まくってますね。

そんな時のお供にぴったりのこちらの本。

「くじけないで」ではなく「くじけな」。

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「くじけな

 こころゆくまで

 くじけな

 せかいのまんなか

 くじけな

 くじけな

 くじけないでと

 はげますあいのつよさに

 くじけそうなときには

 くじけな

 くじけな

 よし

 くじけてよし

 くじけたこころにしか

 みえないものをみあげ

 ほほえんでいればよし」

 

読んでいると、ますます落ちていくところが魅力です。

とことんまで落ちて谷の底に着地すれば、あとは上昇するだけ。

 

 

心折れそうな店主の心を癒やしてくれたのが、こちらのイケメン君。 

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 ご近所のカワユイ彼。

週に一度、ママと一緒にご来店。

先週まで机の上に座っているだけだったのに、とうとうハイハイをはじめました!

(まんまるのお尻がたまりません♪)

日々進化する彼を見ていると、

「私も同じ場所に留まってはいられない。」

という気持ちにさせられます。

1センチでも、1ミリでもいいので前へ!

 

また、とことん落ち始めたら、こちらの本をひも解きたいと思います。

それまでは、本棚にそっとしまっておきましょう。

 

 

スイッチを入れる!

こんにちは、わおん書房です。

 

うっかり風邪をひいてしまい、店主はこの1週間、体調不良に苦しめられました。

寒暖の差が激しいので、皆さまもご自愛ください。

 

先日、新聞のとある記事にとても心を動かされました。

日本画家の千住博さんが全国の中学生に向けて送ったメッセージです。

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・中学時代の経験が、その後とても役に立った。人生は小さな、何気ないものの積み重ね。

・美は本当の豊かさに気づく鍵穴。そして美は「何があってもあきらめない」という生き方、生きる力を応援するためにある。

・意識してスイッチをいれることが大切。

 

気がつけば、店主も少なくない人生を歩んできましたが、振り返って思うのは、

「自分が経験したことで、無駄なものは何ひとつなかった。」

ということです。その当時は

「なんでこんなことしなくちゃならないんだろう?」

と思ったことが、◯十年の時を経てちゃんと役に立っている。

小さな、何気ないものを大切に、日々を積み重ねていきたいです。

 

そして美に関する言及。

美に心惹かれるのは人間の本能ともいえる大切な感性。身近にあふれている何気ない美に気づくことで心も人生も豊かになる。

ああ…でも忙しさにかまけていると気づけないんですよね。忙しいは「心を亡くす」と書きますものね。忙しさを言い訳にしている自身に対する自戒の言葉としたいと思います。

「自分の思いを何とかして伝えたいのが人間で、伝え合うことを芸術と言います。」

芸術はコニュニケーションの手段で気持ちを伝え合うのが大事、という言葉にも深くうなずかされました。

 

最後に「意識してスイッチを入れる」。

ただ漫然と過ごしていても気づきは得られません。

自分から手をあげる、話しかける、飛び込んでみる。行動を起こすことがとても大事。

スイッチを入れる、つまり無理やり自分を追い込んでいくことも必要なんですよね。

 

…というわけで、店主も「スイッチを入れる」ことにしました!

予定していた打ち合わせが1週間先に伸びて、突然できた時間を利用して映画館へ。

念願のこちらの映画を見てきました。

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いや~行ってよかった♪

小さな町に念願の本屋を開くべく準備を進める主人公が、店先に掲げた看板を見て思わず笑顔をあふれさせるシーンがあるのですが、店主は見ていて胸がいっぱいになってしまいました。

わかるわ~~あの気持ち。ほんの3ヶ月ほど前の自分の姿が重なります。

内容についてはネタバレになるので言及を控えますが、様々な気持ちを思い出しながら感情移入しながら、豊かな時間を過ごすことができました。

 

やるべき仕事がたまってるから、疲れているからetc.…言い訳すればキリがありません。

「スイッチをいれる」ことをいとわず、小さな経験を積み重ね、何気ない美しさに気づく心を忘れずにいたいと心から思います。

 

映画館で予告編を見ていたら、また見逃せない映画を発見!

「スイッチを入れる」べく、さっそくスケジュール帳に次の映画鑑賞日を確保した店主でした。

地域の皆さんに支えられて、イベントは成功しました。

こんにちは、わおん書房です。

 

この1週間の出来事のハイライトといえば、なんと言ってもわおん書房初のイベント「会計の世界史・紙芝居会」でした。

 

イベント当日6月16日(日)の福井は、曇っていたかと思えば突然雨が降り出したり、と不安定な天気。

新栄テラスで開催予定の「ぱんだ祭」はアーケード街に場所を変更。 

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*和歌山からはるばるやってきた「わかぱん」。大人気! 

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 *福井のゆるキャラ「ゆめまる」くんもお出迎え。心ひかれたパンダビール。

 

前日にすっかり準備は済ませていたので、この時点(午前10時ころ)では余裕の店主。ゆめまるくんと握手したり、ぱんだグッズを物色したり。

このあと、悪夢のような展開が待っているとは知るよしもありません。

 

悪夢は正午すぎ、1通のメッセージから始まりました。

JRで福井に向かっている途中の講師の田中靖浩先生からのメッセージ。

「紙芝居、忘れてきた。」

えーーーー!!!!!!!!!!!!!!

しかも、大雨で電車が遅れそうな模様。なんてこった!!!

 

かろうじて先生が紙芝居のデータを持っておられたため、プリントアウトして厚紙に貼って紙芝居を作ることに。

厚紙や両面テープを買い求めるため急遽店をクローズ、雨の中を走り回る店主。

 

そうこうしているうちに、13時到着予定の電車は1時間近く遅れて到着。

これで講師不在という最悪の事態は免れました。

紙芝居もイベント開始の直前になんとか完成。

 

開場時間が遅れてお客さまを少しお待たせしてしまいましたが、定刻通りイベントはスタートしました。

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*イベント開始時のごあいさつの模様。これまで数々の修羅場を経験、乗り越えてこられた講師の田中靖浩先生は涼しい顔。その横でヨレヨレの店主。

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お陰様でひとりの欠席もなく、会場は満席。

狭い会場は熱気でいっぱいです。

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 *紙芝居を手に熱弁をふるう田中先生。時おり笑いが起こる客席。

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宗教(カトリックプロテスタント)をベースにしながら、会計の発生とその変遷を歴史や名画(レンブラントフェルメールターナー)とからめてのお話は、着眼点のおもしろさもあって大変興味深いものでした。1時間の講演は、本当にあっという間!

 

遠くは富山からご参加のお客さまをはじめ、皆さん講演を楽しんでいただけたようで、「面白かったー!」とのご感想に、感激の店主でした。

雨の中ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました\(^o^)/

 

実は、無事にイベントを成功させることができたのは、地域のたくさんの皆さんのご協力があってのことでした。

初のイベントで集客に四苦八苦する店主にアドバイスを頂いたり、快くチラシを置いてくださった皆さん、SNS等を使った宣伝にご協力いただいた皆さん、心から感謝申し上げます。

 

「勝木書店 本店」さま http://www.katsuki-books.jp/

歴博茶房 ときめぐる、カフヱー。」さま https://www.facebook.com/tokimeguru

「Dスタ」さま https://fukuiweb.jp/dsuta/ 

「クマゴローカフェ」さま https://www.facebook.com/kumagorocafe/

「じっぷじっぷ本店」さま http://jipjip.net/bunkyo.html
「EKIMAE MALL」さま https://www.ekimaemall.com/
「ふーぽ」さま https://fupo.jp/

 

店主を疲労・消耗させた紙芝居たち。

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 これを見るたびに心臓のドキドキが蘇ってきそうですが、記念に大切にとっておきたいと思います。

 

さて、今度はどんなイベントを企画しようか?

次なる「!」を求めて思案する店主です。

 

父の愛

こんにちは、わおん書房です。

 

福井も梅雨入りし、傘の出番が急に増えました。

ジメジメしてうっとうしい毎日。

自宅庭に咲いたアジサイの花を店に飾ってみました。

「墨田の花火」という種類のアジサイ。とても涼し気です。

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この1週間は地元の新聞やテレビで当店をご紹介いただき、本当にたくさんのお客さまにご来店いただきました。当店に興味を持っていただけて嬉しいです。

 

テレビの放送は5月に地元のNHK福井放送局で流れたものとほぼ同じなのですが、今回は全国放送(NHKおはよう日本)だったため、県外の知人にも見てもらうことができました。感想のメールもたくさん送っていただき、とても励みになりました。

 

みなさん、本当にありがとうございました!

 

さて、この週末16日(日)は、いよいよわおん書房初のイベントです。

お陰さまで早々と定員20名が満席となりました(お申込みをお断りさせていただいたお客さま、申し訳ありませんでした)。

講師の先生も、着々と準備を進めておられるようです(下記の画像は講師の田中靖浩氏のFBから拝借しました)。 

どんな紙芝居になるのでしょう? 楽しみですね~。

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そして、今週は素敵なお父様たちとの出会いがありました。

 

一人目は、二人のお嬢さんを連れてご来店のお父様。

時間をかけて店内の本をご覧になっています。

その間、二人のお嬢さんたちは店内のベンチに腰かけて、楽しそうに絵本を読んでいます。小さい方のお嬢さんは指で動かすしかけ絵本が気に入った様子で、キャッキャと声を上げて笑っています。

じっくりと本棚をご覧になっていたお父様、山のように本を抱えてレジへ。

「パパ、そんなに買うの~!?」

お嬢様たちもびっくり。そのほとんどがお嬢様たちの絵本や物語。

「本に囲まれた環境で、娘たちに本好きになって欲しくて…。」

お会計をしながらお父様の気持ちを伺い、店主感動!(;_;)

 

二人目は、以前、出産を控えた奥様に絵本を買っていかれた男性。その際、

「双子の絵本ってありますか?実は、生まれてくるのは双子なんです。」

嬉しそうに打ち明けてくださいました。

「双子ちゃんの絵本、いっぱい入れておきますね!」

店主、張り切ってお約束したのでした。

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*入荷した双子の絵本。見ているだけで楽しくなります。

 

そして先日。

久しぶりにご来店のお客さま。

無事、双子ちゃんが生まれたことをご報告くださいました。

こちらもじっくり時間をかけて絵本の棚をご覧になり、複数冊をご購入。

「父となり、初めて二人の子どものために買った本です。感動しました。」

とおっしゃっていただきました。その言葉に、店主またたま感動!(T_T)

 

二人のお父様の深い愛に胸がいっぱいになりました。

 

今週末は父の日。

みなさんのお父様は、みなさんが生まれた時、幼かった時に、どんな思いや願いを持っておられたのでしょう?

プレゼントを渡すだけでなく、お父様に尋ねてみられてはいかがでしょうか。

思わぬ答えが帰ってくるかもしれませんよ。