福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

地域の皆さんに支えられて、イベントは成功しました。

こんにちは、わおん書房です。

 

この1週間の出来事のハイライトといえば、なんと言ってもわおん書房初のイベント「会計の世界史・紙芝居会」でした。

 

イベント当日6月16日(日)の福井は、曇っていたかと思えば突然雨が降り出したり、と不安定な天気。

新栄テラスで開催予定の「ぱんだ祭」はアーケード街に場所を変更。 

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*和歌山からはるばるやってきた「わかぱん」。大人気! 

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 *福井のゆるキャラ「ゆめまる」くんもお出迎え。心ひかれたパンダビール。

 

前日にすっかり準備は済ませていたので、この時点(午前10時ころ)では余裕の店主。ゆめまるくんと握手したり、ぱんだグッズを物色したり。

このあと、悪夢のような展開が待っているとは知るよしもありません。

 

悪夢は正午すぎ、1通のメッセージから始まりました。

JRで福井に向かっている途中の講師の田中靖浩先生からのメッセージ。

「紙芝居、忘れてきた。」

えーーーー!!!!!!!!!!!!!!

しかも、大雨で電車が遅れそうな模様。なんてこった!!!

 

かろうじて先生が紙芝居のデータを持っておられたため、プリントアウトして厚紙に貼って紙芝居を作ることに。

厚紙や両面テープを買い求めるため急遽店をクローズ、雨の中を走り回る店主。

 

そうこうしているうちに、13時到着予定の電車は1時間近く遅れて到着。

これで講師不在という最悪の事態は免れました。

紙芝居もイベント開始の直前になんとか完成。

 

開場時間が遅れてお客さまを少しお待たせしてしまいましたが、定刻通りイベントはスタートしました。

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*イベント開始時のごあいさつの模様。これまで数々の修羅場を経験、乗り越えてこられた講師の田中靖浩先生は涼しい顔。その横でヨレヨレの店主。

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お陰様でひとりの欠席もなく、会場は満席。

狭い会場は熱気でいっぱいです。

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 *紙芝居を手に熱弁をふるう田中先生。時おり笑いが起こる客席。

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宗教(カトリックプロテスタント)をベースにしながら、会計の発生とその変遷を歴史や名画(レンブラントフェルメールターナー)とからめてのお話は、着眼点のおもしろさもあって大変興味深いものでした。1時間の講演は、本当にあっという間!

 

遠くは富山からご参加のお客さまをはじめ、皆さん講演を楽しんでいただけたようで、「面白かったー!」とのご感想に、感激の店主でした。

雨の中ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました\(^o^)/

 

実は、無事にイベントを成功させることができたのは、地域のたくさんの皆さんのご協力があってのことでした。

初のイベントで集客に四苦八苦する店主にアドバイスを頂いたり、快くチラシを置いてくださった皆さん、SNS等を使った宣伝にご協力いただいた皆さん、心から感謝申し上げます。

 

「勝木書店 本店」さま http://www.katsuki-books.jp/

歴博茶房 ときめぐる、カフヱー。」さま https://www.facebook.com/tokimeguru

「Dスタ」さま https://fukuiweb.jp/dsuta/ 

「クマゴローカフェ」さま https://www.facebook.com/kumagorocafe/

「じっぷじっぷ本店」さま http://jipjip.net/bunkyo.html
「EKIMAE MALL」さま https://www.ekimaemall.com/
「ふーぽ」さま https://fupo.jp/

 

店主を疲労・消耗させた紙芝居たち。

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 これを見るたびに心臓のドキドキが蘇ってきそうですが、記念に大切にとっておきたいと思います。

 

さて、今度はどんなイベントを企画しようか?

次なる「!」を求めて思案する店主です。