福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

父の愛

こんにちは、わおん書房です。

 

福井も梅雨入りし、傘の出番が急に増えました。

ジメジメしてうっとうしい毎日。

自宅庭に咲いたアジサイの花を店に飾ってみました。

「墨田の花火」という種類のアジサイ。とても涼し気です。

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この1週間は地元の新聞やテレビで当店をご紹介いただき、本当にたくさんのお客さまにご来店いただきました。当店に興味を持っていただけて嬉しいです。

 

テレビの放送は5月に地元のNHK福井放送局で流れたものとほぼ同じなのですが、今回は全国放送(NHKおはよう日本)だったため、県外の知人にも見てもらうことができました。感想のメールもたくさん送っていただき、とても励みになりました。

 

みなさん、本当にありがとうございました!

 

さて、この週末16日(日)は、いよいよわおん書房初のイベントです。

お陰さまで早々と定員20名が満席となりました(お申込みをお断りさせていただいたお客さま、申し訳ありませんでした)。

講師の先生も、着々と準備を進めておられるようです(下記の画像は講師の田中靖浩氏のFBから拝借しました)。 

どんな紙芝居になるのでしょう? 楽しみですね~。

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そして、今週は素敵なお父様たちとの出会いがありました。

 

一人目は、二人のお嬢さんを連れてご来店のお父様。

時間をかけて店内の本をご覧になっています。

その間、二人のお嬢さんたちは店内のベンチに腰かけて、楽しそうに絵本を読んでいます。小さい方のお嬢さんは指で動かすしかけ絵本が気に入った様子で、キャッキャと声を上げて笑っています。

じっくりと本棚をご覧になっていたお父様、山のように本を抱えてレジへ。

「パパ、そんなに買うの~!?」

お嬢様たちもびっくり。そのほとんどがお嬢様たちの絵本や物語。

「本に囲まれた環境で、娘たちに本好きになって欲しくて…。」

お会計をしながらお父様の気持ちを伺い、店主感動!(;_;)

 

二人目は、以前、出産を控えた奥様に絵本を買っていかれた男性。その際、

「双子の絵本ってありますか?実は、生まれてくるのは双子なんです。」

嬉しそうに打ち明けてくださいました。

「双子ちゃんの絵本、いっぱい入れておきますね!」

店主、張り切ってお約束したのでした。

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*入荷した双子の絵本。見ているだけで楽しくなります。

 

そして先日。

久しぶりにご来店のお客さま。

無事、双子ちゃんが生まれたことをご報告くださいました。

こちらもじっくり時間をかけて絵本の棚をご覧になり、複数冊をご購入。

「父となり、初めて二人の子どものために買った本です。感動しました。」

とおっしゃっていただきました。その言葉に、店主またたま感動!(T_T)

 

二人のお父様の深い愛に胸がいっぱいになりました。

 

今週末は父の日。

みなさんのお父様は、みなさんが生まれた時、幼かった時に、どんな思いや願いを持っておられたのでしょう?

プレゼントを渡すだけでなく、お父様に尋ねてみられてはいかがでしょうか。

思わぬ答えが帰ってくるかもしれませんよ。