福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

本屋準備その2-古物商免許取得

こんにちは、わおん書房です。

 

わおん書房は新刊書店ですが、一部、古本も取り扱う予定です。

 

…というわけで、昨年、古本を売買するために必要な古物商の許可証を取得しました。

当店は福井警察署管内なので、福井警察署に申請書類を提出します。県警のHPに申請書類や記載例が掲載されていますが、直接相談に行くと親切に教えてくれます(なかなか相談に行きにくい場所ではありますが…)。

 

http://www.pref.fukui.lg.jp/kenkei/seanbu/seikan/kobutu/kobutuyoshiki/newpage1.html

↑ 当店の場合は1の「個人許可申請用」の様式を使って申請しました。

 

書類提出から1ヶ月あまりで許可証のプレートを受け取ることができます。 

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「本屋って古本屋?」

本屋をやると言うと、こう尋ねられることがよくあります。

巷では古本屋ブームのようで、北陸でも古本屋さんは増えています。

 

古い本を大切に読み継いでいくことは素敵なことです。

でも、新刊本が売れないと出版社は本を作ることができなくなります。そうすると新しい作家さんは育たなくなってしまいます。

新刊本は未来の古本の種です。たくさん種をまけば、そのうちいくつかは大きく育って時代を超えて読み継がれていくかもしれません。

 

わおん書房では消耗品のように読み捨てられる本ではなく、ずっと読み継がれる本を大切にお届けできればと思っています。