店の名前を決めるときの注意点 - 福井で小さな本屋はじめました。

こんにちは、わおん書房です。

お店の名前には店主の夢や思い入れ、こだわりがあるものですよね。

あーでもないこーでもないと考えている時間は結構楽しかったりするものです。

でも、お店の名前を決める際に気をつけなければならないことがあります。

すでに同じ名前で営業しているお店はないでしょうか？

万がいち同じ名前であっても、業種がまったく違っていたり、遠い他県の店だったりすれば問題ないようにも思えます。

ところが、これが商標登録されている場合だと話は違ってきます。同じ名前を使うことは商標権の侵害になるからです。お店の名前を変更するよう要求されれば従わざるをえません。

お店の名前を決めた際、同じ名前が商標登録されていないかどうかは特許庁の特許情報プラットフォーム（J-PlatPat）で簡単に調べることができます。

また、他の店に同じ名前を使ってほしくないときは、自ら商標権を取得することもできます。

商標権の問題ではなかったのですが、実は、当店も事情があってあきらめた名前がありました。思い入れがあった名前だけに非常に残念でしたが、自分の準備不足ですからしかたありません。

残念な思いをすることがないように、事前のリサーチは大切です。

さて、そんな事情もあって当店の名前はなかなか決まらず、相当な難産でした（店名は二転三転、４度目の正直でやっと落ち着きました）。

ロゴの作成をお願いしていたSEWIさんに相談したところ、店主の思いをうまく店名にまとめてくださいました。

本当にありがとうございます！

たくさんの方に支えられて、当店はオープンまで一歩一歩着実に前進中です。