福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

明日19日午前11時オープンです!

こんにちは、わおん書房です。

 

いよいよ(とうとう?)明日、わおん書房はスタートします。

精いっぱい準備したつもりですが、現実は足りないことだらけ。

 

まず、Cafeスペースの椅子がありません(えーーっ!)。

発注は2月にしていたのですが、オープンに間に合いませんでした。

急ごしらえのベンチを作っていただいたので、皆さまにはちゃんと座ってコーヒーを楽しんで頂けます(笑)。

 

本の準備も足りません。

まだまだ棚に並べたい本があるのですが、作業が追いつきませんでした。

少しずつ棚を充実させていきたいと思っていますので温かく見守っていただけると嬉しいです。

 

さて、明日から19、20、21日の3日間は、わおん書房オープンを記念して本をお買い上げの方先着20名様に、ささやかなプレゼントをご用意しています。

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中身は…どうぞお楽しみに!

 

それから、Cafeスペースでは無料でコーヒーを提供させて頂きます。

よろしければ、ひと息入れていってくださいね。

 

営業時間は午前11時~午後7時まで。

火曜・水曜日はお休みをいただきます。

 

では、ご来店をお待ちしております!

 

 

おまけ

 Instagramで本の紹介を始めました。ぼちぼち更新していく予定です。

 よかったら「waonbooks」で検索してみてくださいね。

すべてはここから始まりました。

 こんにちは、わおん書房です。

 

この本に出会い、私は本屋を始めようと決意しました。f:id:waonbooks:20190416163858j:plain

 

何年か前から「福井に文化の拠点みたいなものが作れないかな。」そんな事を考えていました。

私自身は芸術関連の仕事をしていたわけでもなんでもありませんが、一個人として音楽や美術、舞台、芸能などに触れることが大好きで、「福井にもっといろんな文化に触れられる場所が増えるといいなぁ。」と漠然と思っていました。

イメージはロンドンのピカデリー広場や パリのバスチーユ広場のような、様々な人や文化が出会い交錯する場所 。

でも、個人の力でできることは限られています。

 

そんな時、この本に出会いました。

家庭と職場以外のサードプレイスの存在が注目されていますが、本書の著者も街のそこかしこに趣味や嗜好によって集まり、集合離散を繰り返す集団のようなものが社会の緩衝材として必要ではないかと説きます。かつては村それぞれに広場があり、そこで祭りをし、話し合い、踊ったように。

 

そうか、大きな広場でなくてもいいんだ。

職場のような拘束もなく、自由でいろいろな物や人に出会える場。

「本のある小さな広場を作ろう!」

 

本棚には時代や地域を超えて、あらゆる文化が集まっています。小さな文化の拠点として本屋はうってつけです。

やっと進むべき道が決まった瞬間でした。

 

 If many little people,                  

 in many little places,          

 do many little things,          

 they can change the face of the earth   

  たくさんの小さな人々が

  たくさんの小さな場所で

  たくさんの小さなことを成す。

  それで世界の状況は変えられる。

 

これは、ある講習会で講師の方から教えていただいた言葉です。

いろんな場所で、いろんな人が、いろんな広場を作れば、なにかが変わるかも!?

  

私も小さな本屋で、日々小さなことを積み重ねていけたらと思っています。

そして、この街に新しい小さな場所が増えていくことを願っています。

 

続々入荷中です。

こんにちは、わおん書房です。

 

気がついたら週末ですね(笑)。

最近はブログ更新が空いてしまって申し訳ありません。

twitterでは時々つぶやいているのですが、今週は店舗にいろいろな変化がありました。

↓ よかったらご覧ください。

twitter.com

 

すっきりと晴れた火曜日。翌日から始まる本の大量搬入に備えて大掃除。

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基本的には施工業者の方がきれいにしてくださったのですが、古い物件をリフォームした店舗の天井には長年の汚れが…。これを大掃除よろしくホウキで払い落とします。

すると、ポロポロと出るわ出るわ!

きれいに掃き清めて雑巾がけもしてすっきり。

 

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翌日の水曜日は冷たい雨。

午前便で届く予定の本の搬入を待ちます。

ところが「配送の仕分けミスで、お届けは明日になります。」と業者からの電話。

まさかの待ちぼうけ(涙)。

 

そして木曜日。

首を長くして待っていたNTTの工事が入りました。

これで電話とネットが使えるようになります。

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 工事が終わればようやく棚に本を並べられます(喜!)。

 

そして昨日の金曜日。

続々と荷物が入ってきました。 

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箱を開けて中身をチェックして…といった作業は地味で手間がかかるのですが、本に囲まれる喜びに包まれます。手に取って読みふけりたい衝動をぐっとがまん。

途中、珈琲を淹れてブレイクタイム(あ…写真を撮り忘れました)。

準備はまだまだなのですが、本が入ってきたことで心底安心しました(笑)。

 

春の陽射しが気持ちいい昨日は、店舗前の新栄テラスで多くの方がベンチに腰かけてくつろいでいらっしゃいました。

こんな穏やかな日は、外で日向ぼっこしながら読書というのもいいですね。

 

さて、いよいよオープンまで6日となりました。

緊張しつつ、オープン準備を楽しみたいと思います。

すっかりご無沙汰しています^^;

こんにちは、わおん書房です。

 

ここ4~5日というもの、自宅に閉じこもって発注作業に追われていました。

私が引きこもっている間に福井はすっかり春一色に…

6日前には雪にふるえていた桜が満開です!

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事前の段取りに失敗し、発注作業は想像以上に時間と手間がかかりました。個別に取引させていただく出版社が多いため個別に注文書を作成しなければならず、地味な作業が延々と続きます。

 

目の下にクマを作りながら

「一体この作業、いつ終わるんだろう???」

まるで賽の河原で石を積んでいるような気分でした(現在は作業からの解放感と睡眠不足で、ナチュラルハイ状態です)。

 

本選びも時間がかかる作業です。

どんなに頑張っても、ひとりの人間が読むことのできる本の量には限界があります。世の中には、自分が知らない本のほうが圧倒的に多いのです。

 

選書では多くの方に助けていただいています。

こちらの写真は、ある友人がくれた小冊子。(無断で掲載してしまったので、たくさんスタンプしてあります。ごめんね~Eちゃん!!)

 

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 彼女は本を読むだけでなく、その時感じたことや考えたことを記録しているんです(もう20年以上も!?)。「本選びの参考になれば…。」といって、その記録を見せてくれました。

 

この記録からは、私が知らない本のことを知ることができるだけでなく

「この時期、彼女はこんなことに悩んでたのかな?」

「へえ!こんなことにも興味があったんだ。」

なんだか、彼女の過ごした時間まで見えてくるような気がしました。

 

実は、私も読んだ本についてのコメントを手帖に記録しています。

この記録を誰かが見たら、私はどんな人物に見えるのかな?

ちょっと妄想してしまいました。

 

読んだ本のリストから人物像をプロファイリングする、というのも面白うそうですね。

あなたはどんなリストをお持ちでしょうか?

 

近況報告です。

こんにちは、わおん書房です。

 

お久しぶりの更新です。

福井はここ3日ばかり大荒れの天気が続いています。

北陸特有の気まぐれな冬の天気に逆戻りで、大粒の雪が横なぐりに降ったかと思うと青空が広がり、傘を閉じたとたん空が暗くなって雪が降り出す…という具合で、なんとも忙しい空もよう。気温もぐっと下がり、昨日は2月中旬の寒さだったっとか。

↓ twitterにアップした動画です。けっこう激しく雪がふりました。

わおん書房 (@waonbooks) | Twitter

 

色づき始めた庭のミニチューリップも開くタイミングを失ったみたいです。

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先日もお伝えしたとおり、ここのところ本のラインナップ選びと発注作業に追われていますが、その他の準備も同時並行で進んいます。

 

先週末は、蔵書の提供を申し出てくれた友人宅へ本を受け取りに行ってきました。

読書家の彼女から、当店で力を入れたいと考えている児童書をたくさん譲っていただきました。

Eちゃん、どうもありがとう!!

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ダンボール箱3箱分。きれいな本ばかりで感激!

 

あと、当店ではAirレジを導入する予定ですが、様々な支払い方法(カード、電子マネーQR etc.)に対応するためAirPay(エアペイ)も申し込むことにしました。

airregi.jp

Airレジについては、軽減税率対策補助金の対象となる場合、iPadは1/2、周辺機器は1/3の価格で購入することができます。在庫管理が便利そうだったので当店でも導入することにしました。

 

AirPay(エアペイ)については現在「0円スタートキャンペーン」実施中です。ただし、申込みには審査が必要です。

といっても、身分証明書(免許証やパスポート等)、店舗の住所等の証明となる書類など、すべて写真に撮って申請することができるので手続きは簡単です。

ただし、キャンペーン中で申請が殺到していると思われるので、申請が承認されるのは時間がかかるようですね。承認まで2ヶ月は待たされたという話も聞いています。

オープン後しばらくは現金以外でのお支払ができないので、お客様にはご不便をおかけしてしまうかもしれません。ご容赦ください。

 

他にも、併設のカフェで使う予定のコーヒーメーカーも入手しました。

本格的カフェのように一杯一杯ハンドドリップで淹れることはできませんが、ハンドドリップに限りなく近い美味しさの珈琲をお出しできればと思います。

 

4月19日のオープンまであと2週間あまり。

桜の開花も気になるところではありますが、ラストスパートで頑張ります!

 

 

 

 

初入荷です♪

こんにちは、わおん書房です。

 

ここのところ、当店で取り扱う本のラインナップ選びに没頭しています。

(ブログの更新が後回しになっていてすいません…(汗))

 

そんな中、本日、本が初入荷しました!

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「ずいぶん荷物が小さいんじゃない?」

と思われたかもしれませんね。

基本的に取次という卸を通さず本を仕入れるため、個別に出版社と仕入交渉する場合も多々あります。そうすると、こんな感じで数冊単位の入荷となるわけです。

 

本日入荷したのは小型の本で計10冊。

これが、とーーっても素敵な本なんですよ。

あぁ…早く皆さんにお届けしたいな~。

 

荷物の中には、本の作り手の方からの手紙も入っていました。

その熱い想いのこもった手紙を読んでいると、「たくさんの方にその想いをお伝えしなければ…」と、使命感にも似た感情が湧いてきて勝手に一人で盛り上がっています(笑)。

 

これからは、どんどん本が入荷してくる予定です(多分)。

いずれ入荷した本の紹介もさせていただきますね。

 

さあ、いよいよ本屋らしくなってきそうです。お楽しみに!

 

 

またまた助っ人登場!

こんにちは、わおん書房です。

 

少しブログの更新があいてしまいました。

福井では、昨夜、私が大大大の苦手の雷が鳴り響きビビリまくりましたが、店主、元気に準備に励んでいます。

 

こちらは今日のわおん書房。

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最近、店舗で作業をしていると、

「本屋さんができるんですか?」

「いつオープンですか?」

と声をかけてくださる方がいらっしゃいます。他にも入口から店内をのぞいてくださる方がチラホラ…。

興味を持っていただいて嬉しいです。

 

さて、今日は新たな助っ人が登場!

実はバックヤードに置くスチールラックが欲しいと思っていたところ、ご近所の商店街のNさんが使っていないラックをくださることになったのです。しかも、わざわざ組立作業までやってくださいました。

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こちらは組立作業中のNさん。

これまで何百回とスチールラックの組み立てや解体を経験されているので、まったく無駄のない作業。さまざまな道具を駆使し、あっという間にラックを組み立てていきます。

そして完成したのがこちら。

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バックヤードにピッタリ収まりました。しかも、赤い棚がきれいです。バックヤードにはもったいないくらい。

 

自分で組み立てていたら何時間かかったかわかりません。作業は単純なようでいて、安定した状態でラックを設置するのはコツがいるようです。

Nさん本当にありがとうございました!!