福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

本屋準備その1-本屋修行

こんにちは、わおん書房です。

 

「本屋をやろう!」

と思い立ってから、まず始めたのが本屋でのアルバイトです。

本屋で働いたこともなく本屋について何も知らないのですから、まずは丁稚奉公です。

 

うまい具合に、自宅からほど近い本屋でアルバイト募集の張り紙を見つけました。履歴書を持って社長、店長の面接に挑みます。

「なんで本屋で働きたいの?」

「本屋をやりたいと思ってるからです!!!」

「ふ~ん。できれば長く働いてね。」

まさか本気で本屋をやるとは思っていなかったのか軽くいなされましたが、 めでたく採用。

 

↓ 現在も丁稚奉公中の街のちいさな本屋さんです。

www.facebook.com

 

まずは研修から。店内清掃から、品出し、返品作業、注文、レジ打ち等々、覚えることは盛りだくさん。

実はひそかに憧れていたレジ作業には一番てこずりました。「ピピッ!」とバーコードを通すのは簡単なのですが、現金、クレジットカード、図書カード、id…支払手段がいろいろあるので覚えるのにひと苦労(汗)。

 

研修期間を終えると、日経新聞を読んでいるという理由で社長からビジネス書担当を命じられました(そんな理由でいいの!?)。

 

f:id:waonbooks:20190204101842j:plain

 雑誌・コミックやラノベが半分以上を占める書店でビジネス書を手に取っていただくのは至難の業ですが、1年半ほど担当させていただく中で本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

 

本屋の棚って生きてるんですね。棚が変わるとお客様の反応も少しずつ変わっていくのを感じます。お客様の反応が変わると、ますます棚を作っていくのが楽しくなっていくんです。

 

今では社長も本屋のオープンを応援してくださっています。

貴重な経験をさせていただいた社長と店長以下スタッフの皆さんには感謝しかありません。アルバイトはあとしばらくとなりましたが、どうぞよろしくお願いします!