福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

ある定休日の一日

こんにちは、わおん書房です。

 

先日の定休日(と言っても気づいたらもう1週間近く前ですが(-_-;))、珍しく映画館に足を運びました。

お目当てはこちらの映画。moviola.jp

平日の昼、しかも3時間半のドキュメンタリー映画なので、多分ガラガラだろうという予想を覆すたくさんのお客さんにびっくり!

福井市民の図書館愛を感じます。

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それにしてもため息の出るような館内…。

こちらの本館はニューヨーク観光名所のひとつなのだとか。こんな美しい場所で本に囲まれて過ごしてみたい…。

 

こちらの図書館は世界有数のコレクションを誇り、作家や画家などの文化・芸術分野で多くの人材を育てたことで有名です。映画で描かれるのは、そんな図書館の舞台裏。

公共図書館」となっていますが、その設置主体はニューヨーク市ではなく民間の非営利組織 (NPO)。そのため、運営費をいかに確保するかは最重要課題です。ニューヨーク市からいかに予算を引き出すか、富裕層から多くの寄付を募るためにどうするか。そして集まった予算をどこへ投資するか。何度も何度も会議の場面が映し出されます。その情熱、「世界最高水準の知の殿堂」を支えているのは自分たちだというスタッフたちの矜持に強く心を動かされました。

 あーーー行ってみたい、ニューヨーク公共図書館!

 

興奮冷めやらぬまま映画館を出ると今度は、氏神様へ初詣に。

商売繁盛を祈念して帰ろうと思ったのですが、ふと思い立っておみくじをひいてみました。基本、小心者なので、実はこれまであまりおみくじをひいたことがありません。

ドキドキしながらひいたところ…「大吉」!

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「わーーーーい!」

と喜べばよさそうなものですが、大吉なんてひいたことがないので落ち着きません。

「大吉は嬉しいけど、あとは落ちるだけ?」

「小吉くらいでよかったのに。」

「このおみくじ、どうすればいいの?」

神主さんが持ち帰ればいいと教えてくださったので、大切に財布の中にしまいました。

 

幸先のいい2020年のスタートなのに、なんだか落ち着かないやっぱり小心者の店主でした。