福井で小さな本屋はじめました。

JR福井駅前に小さな新刊書店「わおん書房」ができるまでとそれからの記録

10年日記♪

こんにちは、わおん書房です。

 

根っからのアナログ人間なので、書くことが好きです。

メモ魔であることは先日ご紹介させていただきましたが、それ以外にも毎日書いているのが日記。

かれこれ書き始めて8年目になります。

 

waonbooks.hatenablog.com

 

きっかけは母がつけていた10年日記。

10年日記は1ページ1日になっています。1日分は4行しかないのですが、1ページに同じ日付の日記が10年分記載されることになります。

そう、10年かかって完結する日記なのです。

(私が使っているのは写真右の「石原の10年日記」。B5版(縦26×横19cm)で全500ページほどあります。)

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年頭に日記をつけ始めても続いたためしのない私ですが、母が10年日記を完成させたのを見て一念発起!

続くかどうか分からなかったので、手始めに3年日記からスタート。3年日記を完成させ自信がつき、2015年からは10年日記をスタートさせました。

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10年日記の楽しいところは、去年までの同じ日に何をしていたのか振り返ることができるところ。

私の場合はガーデニングが趣味なので、

「あ、去年は今頃もうゴーヤの苗を植えてる!」

「そろそろバラの剪定をしなきゃ…。」

と、庭仕事のタイミングを知ることもできます。

あと、不思議なことに前年同じ日に同じものを食べていた!なんてこともよくあります。

 

そういう意味では、10年日記を続ける上で最大の試練は1年目と言えるかもしれません。1年目は白紙のページを埋めていくだけなので、每日が単調で挫折する可能性が高いです。

 

続けていくコツは、どうしても毎日書かなくてはいけない!と思わないこと。

2,3日空欄があってもOK!

苦しみながら書く必要はないですよね。誰のためでもない自分の日記なのですから。

 

あと、書くことに困ったら、私はその日食べたものを思い出して書くことにしています。朝、昼、晩、食べたメニューとその感想とちょっと書けば、4行なんてあっという間に埋まってしまいます。

 

文房具に凝るのもいいかもしれません。

私はお気に入りの万年筆があり、それで日記を書くことにしています。万年筆は使わないとペン先が傷んでしまうので、毎日使うとメンテナンスにもなりますし万年筆がだんだん自分の手に馴染んでくるのも楽しいものです。

 

昨年、一昨年の自分が何を考えていたのか、それがどう変化しているか、自分の変遷を知ることができるのも10年日記の醍醐味。

5年前の私は組織に属して働いていましたが、今は本屋の店主。

現在5年目の10年日記が完成する頃、私は何を考え何をしているのでしょう?

想像するとワクワクしてきます。

 

10年日記は私が買った当時で5千円ほど。少々値がはるのですが、1年で500円と考えたらお得ですよね。

興味がある方、是非オススメですよ!